ゴルフ初心者女子は5番ウッドを味方に付けてぐんぐん上達しよう

第2打以降で必ず必要になるフェアウェイウッド、中でも5番ウッドは女子ゴルファーにとって得意クラブにしておくことでラウンド中にとても役立つと言われています。

これまであまり5番ウッドを使ってこなかった初心者女子の方が使いたくなるような5番ウッドの魅力と練習方法や打ち方などをご紹介します。
ゴルフの上達には得意なクラブを増やしていくことが一番の近道です。
次の練習の時にすぐにお役にたてることができたらとても嬉しいです。

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ゴルフクラブの中の5番ウッドの役割は女子ゴルファーには重要

5番ウッドを含めたフェアウェイウッドと呼ばれるゴルフクラブはドライバーの次に長さのあるクラブであり、距離の出るクラブです。
ショートコースなどではティーショットをドライバーの変わりに使う場合などもあるクラブです。

5番ウッドは基本的にはフェアウェイで使うことが多く、ロングコースの第2打以降で使われます。

私が持っているフェアウェイウッドは3番ウッドと5番ウッドですが、少し距離のある時でも3番ウッドは使わずに5番ウッドを使います。
その理由は5番ウッドの方が少しシャフトが短いので、打ちやすく感じるからです。

5番ウッドはアイアンに比べるとソール面(地面に接地する底の部分)が広いので多少ダフってもボールを飛ばすことができます。
また、フェアウェイウッドの中でも5番アイアンは打ち出しの角度の中でも中間にあるクラブなので、初心者の方でも比較的使いやすいと言われているクラブです。

私の伯母は40代後半からゴルフを始めたのですが、なかなかドライバーで距離が稼げないので、二打目以降に5番ウッドを使って距離を稼いでなかなかのスコアを出しています。
練習場では5番ウッドを中心に練習しているそうです。
ラウンド中に伯母の5番ウッドを使う場面を何度も見ていますが、ボールの高さはあまり無いものの、確実に前にボールが進むので、飛距離が稼げています。

ゴルフクラブを買う時の5番ウッドの選び方

前述のように、女子ゴルファーの味方になってくれそうな5番ウッドをまだ持っていない方、もしくは譲ってもらった5番ウッドが自分に合わない気がしている方は使いやすく、自分に合っている5番ウッドの購入をおすすめします。

まず、5番ウッドを選ぶ時のポイントは、角度を見ることです。

5番ウッドのおすすめの角度(ロフト角)は19°です。
この角度にすることで比較的打ちやすくなります。
この角度はメーカーに異なることがあるので、19°の5番ウッドではなくても、自分にとって打ちやすいものであれば、角度を気にしなくても良いでしょう。
また、スイングがまだまだ安定していなくて、クラブにボールがしっかりと当たらないのであれば、少し大きめのクラブヘッドを選ぶ事もおすすめです。

現在5番ウッドを持っていて、合わないと感じる方は、思い切って買い換えることも大切ですが、もしかするとシャフトを変えるだけで自分合うクラブに変身する可能性もあります。

ドライバーと5番ウッドのシャフトの重さを比べてみて、同じくらいの重さならば、5番ウッドを少し重めのシャフトに変えてみると打ちやすくなる時があります。
新しい5番ウッドを買い換える前にチェックしてみましょう。

5番ウッドの基本をマスターしよう

5番ウッドに限らず、正しいスイングには正しいアドレスが大切です。

特に5番ウッドはボールを芯でしっかりミートすることがポイントです。

ボールの位置は左足かかとの内側と真ん中の間がおすすめです。
スイングのクセやクラブの特性などを考えて、この間で1番ボールがしっかりと当たる所を探しましょう。
また、ボールを自分との距離も大切です。
ボールの横に5番ウッドを置いて、5番ウッドの自然の角度に合わせたら、クラブと自分との距離感を考えます。

アドレスが出来たら次はスイングです。
スイングの基本はどのクラブもほぼ同じです。
打ち方のポイントはアドレス、テークバック、バックスイング、フォローの時に腕と自分の体の距離を変えないことです。
意識する方法としては両肩と両腕、そしてグリップの線を結んだ三角形の線をできるだけ崩さないように振ることです。
この三角形を意識付けるためには、最初はハーフスイングで素振りをしてみると良いでしょう。
そして、絶対に力を入れすぎないことが重要です。

比較的クラブの中では長めのクラブなので、遠くへ飛ばしたくなる気持ちもわかりますが、まずはしっかりと5番ウッドにボールを当てられるようになることが大切ですので、打つ前に一度深呼吸するなどの力を抜くきっかけを作ることも良いでしょう。

ゴルフのスコアアップのための5番ウッドの練習方法とコツ

5番ウッドを得意なクラブにするための練習方法として一番におすすめするのが、ティーアップをして打つことです。

本来は地面に置いて打つことの多い5番ウッドですが、初心者のうちは、5番ウッドでしっかりとボールを当てるイメージを作ることがまず大切です。
ティーアップしてクリーンにボールを当てる練習をする事でイメージを植えつけてみましょう。
ティーアップをして5番ウッドを使う時にはイメージ的にほうきでボールを払うようにするとうまくいくときがあります。
このイメージは地面から打つ時にも有効な場合があります。

ティーアップでのショットに慣れてきたら、実際に地面にボールを打つ練習をしましょう。

ティーアップしていた時と同じ感覚で打ってみます。
もしも、地面に置いたことであまりボールにしっかり当たらなくなっているならば、フルスイングではなく、ハーフショット位から始めるようにすると良いでしょう。
そこから徐々にスイング幅を大きくしていきます。

ゴルフクラブの中で5番ウッドが苦手ならば頑張って克服しよう

以前私は5番ウッドが苦手でした。
他のクラブはある程度飛距離も出て方向性も良いのに、5番ウッドだけ、ダフったり、トップ(ボールの上を叩く)してしまったり、自分では同じスイングをしているつもりなのに、ミスショットを連発していました。
このミスショットには理由があります。
それは、5番ウッドの形にありました。
5番ウッドの形はドライバーよりもヘッドが小さく、シャフトも短いくらいの感覚で使うイメージをしていたのですが、この意識でボールの位置が左に寄りすぎていたり、遠くへ飛ばす意識が強すぎて、ドライバーのようなアッパーブロー(ボールを上向きに捕らえる)のような打ち方をしてしまい、結果ミスショットになっていました。
打ち方の意識を変えるためにまずはボールの位置を調整して(私の場合はほぼ真ん中よりの左側がベスト)なめらかなスイングをしようというイメージを持って、フォローまでは頭は絶対に上げないという意識で練習しました。
飛距離を出そうとするよりも、ボールにしっかりとクラブに当てようと気持ちを変えることで、5番ウッドでも正しいスイングができるようになりました。
この他に5番ウッドがうまくいかない原因はありますが、まずは基本のスイングに加えて、ほうきでボールを払うイメージで、遠くへ飛ばそうという気持ちを抑えることを意識してショットをしてみましょう。