ゴルフクラブの振り方ってどんな感じなのかを知りたい人の入門書

ゴルフに興味はあるけれど、特別なスキルが必要になるのか、それとも才能が無いとうまくはなれないのかと、ゴルフをすることに少し立ち止まっているのならば、ぜひ、ゴルフの楽しみ方や基本的なゴルフの振り方を知って始めてみることをおすすめします。

なぜならゴルフは細かい技や方法はあるけれどもシンプルに考えるとゴルフクラブを持って振るだけのスポーツだからです。
ゴルフの振り方の基本的な方法をご紹介します。
この方法を知って、今よりももっとゴルフに興味を持っていただけると嬉しいです。

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ゴルフは子どもから大人まで全ての人が楽しめるスポーツ

私がまだ子供の頃はゴルフはおじさんのスポーツのイメージが強く、父がゴルフをやっていたのもあって、余計に、大人の男の人のスポーツなんだと思っていました。
そんなイメージを持ち続けていたので、他のスポーツをやっている私にとっては無縁のスポーツでした。
その後結婚をした後に、夫もゴルフが趣味だったのと、ゴルフセットを譲ってもらったのをきっかけに私もゴルフを始めることになりました。
テニスやバレーボールしかやってこなかった私にとって、細長い棒で止まっている小さいボールを打つことに最初は戸惑いましたが、正しいフォームを身につけていれば、ボールは飛んでくれるし、他の球技のように誰かがいなくても練習ができるスポーツと気付いてからは、どんどんゴルフが好きになっていきました。
また、練習場へ行くと様々な年齢の方がいて、小学生くらいの子から、祖父や祖母の世代の方まで幅広い年齢層が楽しめるスポーツなんだと知りました。
更にゴルフを好きになったのは、実際にコースに出た時です。
始めてコースデビューをした時は、まだボールが四方八方に飛んでいくようなレベルの時だったので、人の少ない早朝にコースへ行きました。
練習場とは全く違う雰囲気の中でのゴルフはとても開放感があって、そのおかげなのか、いつもうまくいかないドライバーショットも上達した気分になりました。
そのような気分になってくると、ゴルフをしていること自体が楽しくて、18ホールもコースを周ることはできないと思っていたのが、あっという間に周り終えました。結婚してからゴルフを始めて、1番の楽しみが旅先でゴルフを楽しむことです。
国内外問わず、我が家では、旅行先を決める条件は海とゴルフ場がある所です。
海のあるリゾート地でのゴルフは、景色も雰囲気も最高の気分でゴルフができます。
また、ある程度年齢が高くても、全く問題なくできるスポーツなので、一生楽しめるスポーツに出会えたと今では思っています。

ゴルフクラブの振り方には正しい構えがとても大切

私がバレーボールをやっていた時教えられたのが、ボールをレシーブする時にはボールの正面で構え、両手でボールを上げることを教えられましたが、実際はこの様なレシーブばかりではなく、片手でレシーブする時など、打ち返されたボールをどのようにレシーブするかを瞬時に考えなければいけませんでした。
ゴルフも、止まっているボールを打つといっても、その打つ場所や状況によっては構え方を変えたりします。
しかし、早いボールを打ち返すのでは無く、すでにそこにあるボールに対してどのように打つかを考えるので、ある程度の時間があり、その状況に合ったクラブを選択して打つことができます。

ゴルフでまず大切になる事は、クラブの握り方と構え方を覚えることです。

ゴルフがしたことが無くても、ゴルフは足を開いて、クラブを持ってボールを打つイメージは何となくあると思います。
ゴルフはまさにそのようなイメージでOKです。
そのクラブの持ち方や構え方を正しく覚えることで、次の動作のスイングがスムーズになり、ナイスショットに繋がります。

ゴルフクラブの握り方は左手で握った後に、右手を添えるイメージで握ります。

最初に覚える握り方としておすすめの方法は、左手の手のひらと指の境目にグリップを乗せて握り、親指はグリップの中央のマークよりもすこし右側に置きます。
右手は握った左手の人さし指を中指の間に小指を添えるように置きます。
他にも色々と握り方の種類はありますが、最初のうちはこのような握り方を試してみて下さい。
そして構え方ですが、肩幅に足を開くことを基準にして、クラブごとに開く幅が変わっていきます。

長いクラブは広めに、短いクラブは狭くといった感じです。
背筋は真っ直ぐにして、少しお辞儀をするように上体を前傾させていき、膝は軽くまげて構え方は完成です。
その他にも手首の角度や、重心の置き方などがありますが、まずは構え方の形を覚えてみましょう。

初心者の方でも簡単にできるゴルフクラブの振り方

ゴルフクラブの振り方は後ろから前へ振る、この動作のみです。

先程の構え方やクラブの握り方で色々と技はありまが、基本的には振るだけです。
この振る動作にも名前が付いていて、構えることをアドレス、順にテークバック、バックスイング、トップ、ダウンスイング、インパクト、フォロースルー、フィニッシュです。この動作のまとめてスイングと言います。
このスイングを色々なクラブを持って打ちます。
クラブによってボールの飛ぶ距離が変わりますが、基本的に全てのクラブはパターの除いてこの動作です。
アドレスをした後は腕の形をキープするようにテークバック、バックスイングをしていきます。
この時左の腕を曲げないように左肩を顎の下に持ってくるイメージでクラブを後ろに持っていくと綺麗なフォームになります。
そのままクラブを上げていき、トップになります。
トップからはダウンスイングへ切り替えクラブを振り下ろしていきます。
この振り下ろす動作の時もできるだけ左腕を曲げないように意識をしましょう。
クラブが下に降りてきたら、インパクトを迎えてボールが飛んで行きます。
インパクト後はクラブを止めようとせずにスピードをそのままにフォロースルーに入ります。
フォロースルーを過ぎて、フィニッシュです。

スイングの時の重心のイメージは、トップの時は右足で、フィニッシュの時は左足です。
この重心の移動と体の回転でクラブをスイングすることを意識すると、スムーズにクラブを振ることができます。

ゴルフクラブを握って小さい振りでボールを打ってみよう

誰かにゴルフクラブを借りた時や、レンタルクラブを使う時などは、まず小さな振りで素振りをしてからボールを打ってみましょう。

ゴルフの上達には素振りが必ず必要になりますが、まず、ゴルフをこれから始めようとしている人には、クラブにボール当たる感覚がどのようなものなのかを知ってもらってからの方がゴルフの楽しさに気付いてもらえると思います。

前述の構え方でクラブを握って、両腕と両手で三角形を作り、体の中心を軸にして左右前後に揺れないようにクラブを小さく振ってみましょう。
この時のポイントは背筋を真っ直ぐにして股関節から状態を少し前傾させて膝を軽く曲げることです。
その姿勢を崩さずにクラブを振り子の様に振り、スムーズにできる様になったら、実際にボールを置いて打ってみましょう。
クラブを振る幅は開いた足の幅よりも少し大きいくらいで始めてみましょう。
クラブの性能や特徴があるので、このような小さい振り方でもある程度ボールが飛ぶことがわかると思います。

気をつける点は小さい振り幅の時も、腕でクラブを振るのではなく、体の回転を使って振る感覚を意識することです。
腕の力だけでもある程度ボールが飛ぶので、体を使うことを忘れてしまいがちですが、ゴルフでは体の回転が1番大切です。

ゴルフはどのクラブも振り方は一緒

ゴルフはコースの状況などによって、打ち方の意識や細かい位置は変わってきますが、基本的にパター以外のクラブを使う時の振り方は一緒です。
この振り方を正しく身につけていると、あとは、ボールの位置や、足の幅を変える事によって、どのクラブでもボールを打つ事ができます。

ボールの位置を左足よりに置いて足の幅を広めにするクラブはドライバーで、クラブの中で1番長さがあり、飛距離が出せるクラブになるので、このような位置と幅にすることでドライバーショットに最適な軌道でボールを打つ事ができるようになります。
基礎のスイングを身につけるために使われる7番アイアンはボールは真ん中寄りの少し左足寄りに置いて、足の幅は肩幅にすると最適な軌道になります。

ゴルフのコースはすべてが平らな場所ばかりではありせん。
それ故にクラブの選択や狙う場所など色々と考えることが多くなります。

しかし、これからゴルフを始めようと思っているのなら、難しいことはあまり考えずにクラブにボールが当たる爽快な感覚を楽しんでみて下さい。