父親や年配の方の昔のゴルフセットを譲り受けてゴルフを始めた方は3番アイアンを目にした機会があるのではないでしょうか。
難しいロングアイアンのイメージのある3番アイアンですが、ご自身のプレイスタイルによっては相性の良いクラブになるかもしれません。
3番アイアンの練習法と活用の仕方をご紹介しますので、もし物置に眠っている3番アイアンをお持ちならば、一度使ってみてください。
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3番アイアンが使われなくなったのは何故なのか
ゴルフショップなどでクラブのセットを見る機会がある時に、一度セットになっているクラブがどのようなラインナップになっっているのか見て下さい。
特にアイアンを見ると、1番長いクラブが5番アイアンもしくは6番アイアンのことが多いと思います。
それでは5番や6番よりも長いアイアンはもう必要ないのかと思われるかもしれませんが、その代りに使われているクラブがフェアウェイウッドやユーティリティです。
3番アイアンよりも扱いやすく飛距離も3番アイアンの様に出るので、使われる主流が変わってきました。
しかし、ロフト(傾斜)が20度前後と立っていてシャフトも長くなっています。
また、スイートエリアが狭いので初心者には難しいクラブと言えます。
とりあえず3番アイアンを使ってみよう
もしも3番アイアンが身近にあるのならば、ぜひ一度使ってみましょう。
この良さを生かすのならば、フェアウェイウッドがあまり得意ではないけれど飛距離を出したい時や、悪天候で風の影響を受けやすい日などにユーティリティなどの代わりとして使うのがベストです。
長いゴルフ人生の中で1番アイアンや3番アイアンには何度も助けられたそうです。
それは、ドライバーの調子悪い時にティーショットで1番アイアンや3番アイアンを使うことによって何とかスコアを持ち直した事だそうです。
ドライバーの調子を上げようと練習したり、自分なりに研究したりしてもどうにもならない時に1番アイアンや3番アイアンはとても頼りになるクラブと今でも言っています。
もしも、フェアウェイウッドやユーティリティを使っての方向性に悩んでいたり、これらのクラブが得意ではないのならば、今度の練習で3番アイアンを試してみる事もゴルフの上達のきっかけになるかもしれません。
3番アイアンで練習をして他のクラブもレベルアップ
メリットもあるけどなかなか難しいクラブの3番アイアンですが、他のクラブをレベルアップさせる練習として使う方法もあります。
その理由は、3番アイアンは体を正しく使ってショットをしないとちゃんと飛ばないという点にあります。
短い番手のアイアンは上手に下半身主導のスイングができていなくても手打ちである程度飛びます。
しかしこのような打ち方は将来的にゴルフの上達には繋がりません。
今よりももっと飛距離を伸ばしたり、正しいフォームを身に着けたい方は、難しい3番アイアンでを使ってちゃんとしたフォームを覚えることも1つの方法です。
また、3番アイアンのような長いアイアンを打てるようになると短いアイアンを打つ時にとてもスムーズに打てるようになる可能性があります。
実際にコースで3番アイアンを使うことはなくても、3番アイアンを使って練習をすることで結果ゴルフが上達する可能性もあるでしょう。
やっぱり3番アイアンは難しいクラブ
前述しましたが、3番アイアンはやはり難しいクラブです。
ロフトが立っていることだけではなくヘッドが小さくて薄いことも難しいと言われる原因の1つです。
シャフトが長い分ダフりやすく、うまく打とうと力んでしまい結果ミスショットを生み出しやすいクラブです。
しかし、打つのが難しいクラブと言われる原因は他にもあります。
それは3番アイアンを使いこなすにはヘッドスピードが重要になるからかもしれません。
3番アイアンを使いこなせるレベルのヘッドスピードは48m/s程度といわれています。
これは男子のプロゴルファーがドライバーで打った場合のスピードに匹敵します。
一般的なアマチュアのゴルファーが38~43m/s位と言われていますので、使いこなすにはなかなか長い時間がかかります。
3番アイアンをレベルアップさせるための練習方法
せっかく手元にあるので、練習用だけではなくラウンドでも使いたいと思った方におすすめの練習方法をご紹介します。
アイアンなので、地面に置いてショット練習をしてしまうかもしれませんが、3番アイアンに慣れるまではティーアップをして練習するようにしましょう。
3番アイアンの長さに慣れないうちは、腕でコントロールをしようとしたり、高さを出そうとすくい打ちになってしまう可能性があります。
このような練習を続けてしまうと結果間違ったフォームが身に付いてしまいます。
3番アイアンをある程度使いこなせるまでは必ずティアップをして練習をするようにしましょう。
結局は3番アイアンだから特別な打ち方になるのではなく、普段アイアンを使う時のうち方を意識して打つようする事が大切です。