色々なクラブを使って練習する前に使いやすくて好きなクラブで練習することはゴルフの上達への一歩です。
特に初心者女子ゴルファーにおすすめなゴルフスイングの練習法をご紹介します。
なかなかクラブにボールが上手に当たらない方は必見です。
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ゴルフスイングをチェックする前にまずは確認しておくこと
まずは、パター以外のクラブを選びます。
チェックしやすいクラブは短めのアイアンです。
得意なクラブがあるならそれを使うようにしましょう。
クラブを握ってチェックする点は3つです。
1つ目はグリップの握り方、次にアドレス、そしてボールの位置です。
グリップの握り方には何種類かあり、初心者向けは左手がスクウェアグリップ、右手がオーバーラッピンググリップです。
ただ、握り方は人それぞれなので、自分にぴったりくる握り方が良いでしょう。
この握り方は手の小さい私にはとても向いていたのですが、いろいろ経験していく中で今はオーバーラッピングに戻りました。
少しゴルフのスイングに慣れてくると、自然に正しい握り方より、自分に握りやすい形になってしまっていたり、指の位置がずれてしまっていることがあります。
間違った握り方が習慣になってしまう前に、何度かスイングした後にグリップの握り方をチェックするようにしましょう。
次にアドレスです。
何度か練習しているうちに自分なりのクセがついてしまい正しいアドレスになっていないことがあります。
例えば、スタンスの幅の確認、そして股関節から前傾姿勢を取れているかなど、打席に入ってなんとなくしてしまっているアドレスを見直してみましょう。
もし鏡のある練習場ならば、猫背になっていないかなどを確認してみましょう。
次にボールの位置です。
使うクラブによってボールをどの位置に置くのかが変わります。
また、自分とボールの距離も大切です。
遠すぎず近すぎずが1番の距離です。
ただし、その日にコンディションによって微妙にベストなポジションが変わります。
何度かスイングをしてみてその日のボールの位置を決めることも大切です。
1つ1つチェックするゴルフスイング練習法
スイングは、テークバック、トップ、ダウンスイング、インパクト、フォロー、フィニッシュの1つの動きです。
まずはテークバックのチェックです。
テークバックをした時に一旦止めて確認してみましょう。
クラブが外側を向きすぎていたり、内側に入りすぎたりしていないでしょうか。
ポイントはシャフトとボールのラインが平行になっているかどうかです。
テークバックの次はトップです。
トップは高い低いなどの位置を気にする必要があるのですが、まず初心者の方に特に気にして欲しいポイントは左手の角度(コック)です。
この角度をキープすることによって方向性を安定させることなどができます。
この左手の角度はダウンスイングまでキープすることを意識しましょう。
ダウンスイングで必ず意識をして欲しいポイントは、下半身から動かすことです。
腰を先に回して腕はあとから付いてくるようなイメージでスイングしてみましょう。
私も最初のうちはなかなかこの腰からのイメージがつかめずに手打ちが多く、トップしたりダフったりなど安定したスイングできずに苦戦しました。
少し強引な方法ですが、トップの位置で一瞬動きを止めて、「腰が先!」と心の中で叫んでから練習していたこともあります。
次にインパクトのチェックです。
インパクトとはクラブにボールが当たる瞬間のことです。
インパクトをチェックする方法は色々あるのですが、初心者のうちは沢山考えずにクラブのどこにボールが当たっているのかをチェックしましょう。
何球か打った後のボールの跡を見てください。
外側過ぎたり、内側過ぎたりしていませんか?
クラブの芯に当たっていない場合は正しいインパクトゾーンで打てていない証拠です。
消しゴムなどを使って、ボールの跡を消しながら、クラブのどこに当たっているかをチェックしてみましょう。
最後にフォローとフィニッシュです。
ダウンスローが正しくできていれば、フォローとフィニッシュも正しい流れでできます。
フォローでチェックすべきポイントは頭が動いてしまっていないか、前傾姿勢がキープできているかどうかです。
特に頭を動かしてしまうのが初心者の特徴です。
私も未だに頭が動いてしまってミスショットをする事が多いです。
また、前傾姿勢がキープせずに状態を起こしてしまうこともミスを誘うきっかけです。
よろけてしまったり、前につんのめってしまっている場合は、左足の上に体が乗っているようにフィニッシュできるようにしましょう。
スイングが安定しない時にはこの練習法を試してみよう
いつもフルスイングで練習することがゴルフの上達に繋がる練習法ではありません。
なんだか上手く打てないと感じた時はハーフスイングで練習をしてみるのも方法の1つです。
まずはクラブを握ったら、アドレスをして両肩とグリップを握っている手で三角形を作ります。
スイングの幅は時計で言えば9時から3時です(ビジネスゾーンと言います)
最初はこのビジネスゾーンよりもスイングが小さくても構いませんが、ポイントは三角形を崩さずにスイングすることです。
ボールを置かずに三角形を維持するように左右にクラブを動かして感覚を掴むのも練習の1つです。
三角形が安定してきたら、実際にボールを打ってみましょう。
ハーフスイングの時もフルスイングの時と同様の下半身主導で頭を動かさないことを意識します。
一番注目して欲しいポイントはテークバックの時とフォローの時に三角形が崩れて脇が空いてしまっていないかをチェックすることです。
便利なアイテムを使って上達できるゴルフスイング練習法
これまでのスイングでチェックすべきポイントの中で苦手な所があり、なかなか克服できない場合はゴルフの練習アイテムで直すことも上達できるポイントです。
グリップの握り方に自信がない方には握るだけで自然と正しい握り方が身につく便利なアイテムや、スイングの時にどうしても腕の形が崩れてしまう方には腕の形をキープできるアイテムなど多数あります。
スイングをするととにかくしなりを感じるので、下半身主導のトレーニングに使っています。
まず練習場でクラブを振る前にこのアイテムで素振りをしてからクラブを持つようにしています。
他にも色々練習できるアイテムがありますが、自分の苦手部分を克服するためにこのような練習アイテムを使う方法もおすすめです。
自宅にいても簡単にできるゴルフスイング練習法
自宅にいる時にクラブを使ってスイング練習をしたり、ボールを打ったりすると家の中がとんでもないことになります。
もしも賃貸物件に住んでいたとしたら、壁を壊してしまったり、周りの住民に迷惑になる可能性があります。
そうなると、家の中ではパター練習くらいしかできないようの思うでしょうが、そんなことはありません。
私がゴルフを始めたばかりの頃に実践した方法は、タオルの片方を結んでそれをクラブヘッドに見立てて振ることです。
タオルなので実際に飛んでしまっても壁に穴は開きません。
天井の照明に気をつければフルスイングの練習もできます。
意識するポイントは普通のスイング同様に三角形をキープするようことです。
タオルの結び目がテークバックの時に背中に当たったら、まず下半身を回して始動させることを心がけるようにすることが重要です。
スイング専用のタオルを作る必要はありません、洗濯機に入れる前のタオルや使い古しでもかまいませんのでぜひタオルでの素振りを試してみてください。